きゃべつのはっぱ

日々の出来事や考え事の記録

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今週読んだ本「緋色の研究」

探偵小説が好きでたまに読んでいたが、実はホームズを通っていなかった。

 

他にもデュパンもエラリーもメグレも読んでいない。これらもいずれ読みたい。

 

緋色の研究はホームズ第一作目で、ワトソンとの出会いから始まる。

従軍医だったワトソンは前線で負傷。イギリスへ帰り療養していたが金もなく、落ち着く家を探していた時に友人から紹介されてホームズとの同居を始める。ホームズはワトソンと握手しただけで何者かを言い当て、また外を歩く郵便配達員の前職も当てた。ワトソンはそんな彼が何者なのか怪しみ、また彼の推理力に半信半疑だった。そんな中一通の手紙が届く。空き家だったはずの家で死体が発見された。目立った外傷はなく、手掛かりもない。手紙は窮した刑事からの応援要請だった。二人は現場へ行き捜査を始めた……

 

パッとしない刑事たちとそれをからかうようなホームズ、無邪気に驚くワトソンとそれぞれのキャラクターは噂通りで、楽しく読み進めることができた。

一点だけ、逮捕後の犯人回想パートが長くて、途中で気持ちがダレてしまった。

 

全体としてはかなり満足、他の作品も読みたい。