基本情報を取るために少しづつ勉強を始めたが、案外なんとかなりそうだ。
そこでもう一つ目標を作ることにした。それは一週間で一冊本を読むことだ。
今年に入ってからのんびりと本を読んでいた。ミステリーを読むことが多かったのだが、教養を深めるためにも新書や古典も読もうと思っていたところだった。
どうしても堅苦しい本を読む気にならず、あまり新書に手を出してこなかった。
本屋に言って背表紙を眺めてみてもよくわからないし、なんだか胡散臭いタイトル多いし……
しかし読まずにそういうことを思うのもどうなのか。何事も触れてみてから考えるべきではないか。
そういうことで週に一冊、新書を読んでみることにした。
思い立ったが吉日、今日「バカの壁」を買ってきた。
ちょうど新しい週の始まりだし、やってみよう。
今週のお題「マイ流行語」
私の今年の流行語、それは「忙しい」だろう。
とにかく本当に忙しかった。よく「忙しい」という人は実は何もしていないだけで忙しくないと言われたりするが、そんなことはない。
私にとって初めての経験が多く、さらに大きな仕事もあり大変だった。
ストレスが溜まると太ると言われるが私は真逆だった。元々食に興味があまりないせいか、食べてリフレッシュということがなかったのだ。
この一年で十数キロ痩せた。いや、窶れたといったほうが正しいだろう。
知り合いと顔を合わせるたびに「痩せた？」と聞かれていた。
遊びにもあまり行けず、行けても体力が無くなっていてフラフラだった。
来年は今年よりもゆったりと一年を過ごしたいなぁ
背筋が足りないのか、老いたからなのか、とにかく腰が痛い。
仕事柄前かがみの姿勢で作業をすることがとても多い。台の背が低いので、どうしようもないのだけれど。しかも安全のために座って作業する事ができない。
さらに前かがみの状態で右を向いてちょこちょこいじらないといけない。
この体勢が本当に腰に来るのだ。
最近酷すぎてコルセットを買おうか悩んでいる。
でもどれがいいのかわかんないし、そんなお金あるんだったらカメラ買う資金に回したいし……そんな感じで買わずに今に至る。
友人から整体を勧められたこともあったが、なんとなく行きたくない。
整体がないと生きていけなくなりそうだからだ。
本当かどうか知らないが、海外の人には肩こりの概念がなく、日本に来てマッサージを受けることで肩こりの存在に気づくらしい。
それを知ったが最後、肩もみが癖になって……
そうはなりたくないのだ。
誰かに腰の生殺与奪を与えたくない。私は私の力で腰をなんとかしたい。
そう思い、最近はストレッチと筋トレを少しやっている。
効果は実感できていないけど。
腰痛に耐えながら、明日も働くのだ。
今日から新しい一週間が始まったが、さっそくミスをした。
せっかく作り置きしていたお弁当を忘れて家を出てしまったのだ。
昨日の晩ごはんは麻婆豆腐だった。
二人前作って一つは麻婆丼としてお弁当にしていたのだ。
その麻婆丼をすっかり忘れて家を出てしまった。
敗因は唯一つ。寝坊だ。
私が朝意識を取り戻したとき、残り時間は二十分だった。いやぁ焦った。
すぐに着替えて必要なものを鞄に放り込み急いで家を出た。その後は全力疾走だ。
久しぶりに走ったもので、肺は痛いし血の味がするし……
「いっけなーい、遅刻遅刻！」なんてできるのは若いうちだな、と改めて痛感した。
幸いなことにお弁当以外の忘れ物はなかった。
昨日わざわざお弁当にしなくても良かったなぁ、と思いながら麻婆丼を食べ終わった。
明日は気をつけよ……
大きな仕事が次々と終わり、少し気合が抜けてきた。
今はかなり楽な時期に入っており、余裕のある時間を過ごすことができている。
それでも年度末に向けて色々とやらないといけないことがあるのだが、なんとなく気が乗らない。
そこで気合を入れるために、資格取得を目指すことにした。
先輩から「情報系の資格があると転職等で有利だ」と言われたからだ。
元々なにかスキルアップしたいと思っていたが、「なんとなく勉強しよ～」では絶対にやらない。ボールペン字講座でも受けようものならお金が無駄になるのが目に見えている。受験日を決めてやるしかない。
資格といえば、実は今のところTOEICの点数と普通自動車免許ぐらいしか履歴書にかけるものがない。
そうだ、基本情報技術者を取ろう。
調べてみたらCBT方式でほぼいつでも受験できるようだ。
いつでもいいのだが、今月中は流石に厳しい。来月の中頃までにしよう。
今日、受験の申し込みをして支払いも済ませた。あとは勉強するだけだ。
明日、テキストを買ってこよう。
今日はお休み、昼過ぎまでぐっすり眠っていた。
起きてから作り置きしてあった炊き込みご飯を食べ、その後もしばらくダラダラとスマホを眺めていた。
家の中でじっとしているのにも飽きたので夕方から散歩に行くことにした。
近くの神社に行くと、紅葉がきれいに色づいていた。関東はこの週末がちょうど見頃のようだ。
最近あまりにも寒いので秋は何処かへ消え去ったのかと思っていたが、まだ残っていたらしい。
特にアテもなく、川に向かって住宅地を歩いていく。
公園では野球をしている親子やサッカーをしているグループがいる。
どこからかごま油の良い匂いが漂っている。何を作っているのだろうか。きんぴらごぼうかな。
テニスコートではカットの練習をしている人がいた。テニスは一度もやったことがないのでカットであっているのかわからないが、卓球で言うところのカットだ。
私が忙しくしている間にも、街は関係なく何気ない日々を重ねているのだ。
それを感じられる瞬間がとても好きだ。
川についた頃にはちょうど日の入りだった。昼の青空、赤い夕空、そして夜の暗闇がちょうど混ざる時間で、三色のグラデーションが綺麗だった。
帰り道にスーパーでイカリングを買った。今日は晩酌だ。
リラックスできた、とても良い一日だった。
久しぶりにドラマを見た。「めんつゆひとり飯」だ。
私は普段ほとんどドラマを見ない。というかテレビをほとんど見ない。
ストーリーを理解しながら見た最後のドラマは「逃げ恥」だ。
「silent」も少しだけ見ていたが、なんか三角関係っぽいのが大変そうだなーくらいにしか見てなかった。（その後にある「うる星やつら」が見たかったのだ。毎回始まる前に寝落ちてたけど。）
そんな私がなぜドラマを見始めたか。
YouTubeの動画に飽きてしまったからだ。
これまでは家に帰ってきて料理しながら、ごはんを食べながら、寝る前の時間に動画を見ていた。しかし最近興味のある動画がほぼほぼ無くなってきて見るものに悩んでいたのだ。
そこで思い出した。私はプライム会員だ。プライムビデオが見放題だ。
まずは私の好きな推理モノで探した。古畑任三郎はFODに入らないと見られない、相棒もレンタル……
アニメは色々あるけど、なんか気分じゃない。孤独のグルメはYouTubeで週替り配信を見ていたしなぁ
そこで選ばれたのが「めんつゆ」だった。
どうやら元は４コママンガらしい。ズボラなOLが料理を全部めんつゆでこなすという話。
そんな話に中身があるの？いや、あんまり頭を使わずに見られるドラマのほうが今の気分にちょうどいいかもしれない。
そう思って見始めたが、まあ中身はない。
ストーリーといえば、後輩の恋バナが少しあるくらい？どういう話の流れでも、結局は主人公がめんつゆ料理作って終わりだ。
その「何もなさ」がとてもいい。
主人公の適当な感じもとてもいい。めんつゆやその他の調味料を入れるときも量ることなんてしない。ちょちょちょーでどりゃーでわーで終わりだ。
最初は主人公の諌め役で出てきた「心の戸越さん」も、途中から役目を忘れてただ主人公の料理を楽しんでいるだけに見える。
なんだかほっこりするドラマでとてもよかった。
